エアバス, エアライン, 機体, 空港 — 2023年11月7日 15:42 JST

フィンエアー、中部4年ぶり再開へ A350で24年5月

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 フィンエアー(FIN/AY)は11月7日、ヘルシンキ-中部線を現地時間2024年5月30日から約4年ぶりに再開すると発表した。中部発は翌31日からで、週2往復運航する。また、夏ダイヤの日本路線は全便にエアバスA350-900型機を投入する。

フィンエアーのA350-900=PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

 運航日はヘルシンキ発が木曜と日曜、中部発が金曜と月曜。運航スケジュールは、中部行きAY79便がヘルシンキを午前0時15分に出発し、午後7時5分に着く。ヘルシンキ行きAY80便は午後10時50分に中部を出発して、翌日午前5時55分に到着する。

 日本路線の機材はA350-900を使用。座席数は新仕様機の場合3クラス278席で、ビジネスクラスが43席、プレミアムエコノミーが24席、エコノミーが211席となる。来日したフィンエアーのオーレ・オルベールCCO(最高商務責任者)は7日、「サプライチェーン混乱の影響で当初より遅れてはいるが、2024年6月までに改修を終える」と都内で語った。

 夏ダイヤ期間の日本路線は、今年6月に発表済みの羽田線(週7往復=1日1往復)、成田線(週6往復)、関西線(週5往復)を合わせると、週20往復運航する。

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