エアバスは現地時間11月1日、パプアニューギニア国営のニューギニア航空(ANG/PX)がA220-100型機を6機確定発注したと発表した。今後長胴型のA220-300を3機、標準型のA220-100を2機導入する見込み。2025年以降の導入を予定している。
A220はメーカー標準座席数が100-130席のA220-100と、130-160席のA220-300の2機種で構成。ニューギニア航空は現在、1クラス80席のフォッカー70を6機、2クラス101席(ビジネス8席、エコノミー93席)のフォッカー100を7機保有しており、機齢はいずれも30年前後経過している。
A220はニューギニア国内路線や地域路線に投入。また、首都ポートモレスビーからアジア太平洋地域の新たな目的地への新路線開設が可能になる。
また、ニューギニア航空はエアバスの子会社NAVBLUE(ナブブルー)のフライト・プランニング・サポート・システムも採用。「Nフライト・プランニング(N-FP)」と呼ばれるシステムで、燃料や時間、コストの最適化を支援し、安全性確保や規則遵守をしながら運航上のニーズを満たすという。
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