エアライン — 2023年11月1日 19:50 JST

JAL、国際線初便たどるチャーター便 就航70周年でキャンペーン

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 日本航空(JAL/JL、9201)は11月1日、国際線就航70周年を記念したキャンペーンを展開すると発表した。2024年1月に、国際線初便の航路をたどるチャーター便を運航するほか、2月の1カ月間は国際全路線で機内Wi-Fiサービスを無料で提供する。また、国際線を対象としたセールも始める。

JALが国際線に投入したDC-6B初号機「City of Tokyo号」(JAL国際線70周年記念サイトから)

国際線就航70周年を迎えるJAL=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 JALの国際線は羽田-サンフランシスコ線が1路線目で、北太平洋のウェーキ島は給油で立ち寄ったほか、ホノルルを経由し運航した。1月27日に運航する70周年記念のチャーター便は、成田発ホノルル経由サンフランシスコ行きとして運航し、当時の航路をたどる。ウェーキ島は着陸せず、上空を通過する。

 チャーター便では、現代風にアレンジした当時の機内食を提供。チャーター便限定のプレゼントも用意する。また、出発ゲートではセレモニーを開き、歴代制服を着用した客室乗務員が参加する。

 参加方法は航空券のみとツアーの2種類用意する。ツアーは成田発ホノルル行きと、ホノルル以遠のサンフランシスコ行きの2種類で、航空券は成田発ホノルル行きのみ。いずれも日本帰国便は定期便を利用し、特別なプログラムは用意しない。

 このほか、就航70周年記念の特設サイトを開設。2月1日から29日までの1カ月間は、国際線全路線で機内Wi-Fiを無料で提供する。

 JALは69年前の1954年2月2日に、ウェーキ島とホノルル経由の羽田-サンフランシスコ線を開設。来年2月で70周年を迎える。現在の海外ネットワークは64カ国276空港に広がった。

関連リンク
JAL国際線就航70周年特設サイト
JAL国際線初便航路をたどる70周年記念チャーターフライト
日本航空

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