カタール航空(QTR/QR)は現地時間10月23日、新グループCEO(最高経営責任者)にバドル・モハメド・アル・メール氏が11月5日付で就任すると発表した。27年間にわたり同社を率いてきたアクバ・アル・バクル現CEOは退任する。
メール氏は現在、カタール航空が拠点とするドーハのハマド国際空港の運営会社でCOO(最高執行責任者)を務めている。同社はカタール航空のグループ会社。
バクル氏はカタール航空就航3年後の1997年にCEO就任。世界的な競争力を持つ航空会社に育て上げた。ボーイングやエアバスといった機体メーカーに対しても厳しい交渉姿勢で知られ、発言が世界的に注目される経営者の一人だった。また、2022年に開催されたサッカーのワールドカップ招致などにも尽力した。
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カタール航空
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