10月8日から14日までによく読まれた記事をまとめました。一番読まれたものは、国土交通省によるグランドハンドリング(地上支援業務)に従事するスタッフの採用状況や離職率の調査結果の記事でした。
第1位 空港の旅客・ランプ係員、採用数の半数離職 国交省調査、受託料引上が課題
調査は国交省航空局(JCAB)が4-8月を調査期間として実施したもので、対象期間の採用数3617人に対し、離職者数は約半数にあたる1760人だったことなどの調査結果を、5日に開かれた有識者会議「持続的な発展に向けた空港業務のあり方検討会」で公表。徐々に採用が進んでいるものの、離職につながらない労働環境の整備なども課題と言えます。
グランドハンドリングはグラハンとも呼ばれ、空港での航空機運航に関する地上支援業務の総称。8月に発足した業界団体「空港グランドハンドリング協会(空ハン協、AGHA)」では、グランドスタッフ(地上旅客係員)による乗客の搭乗手続きなどの「旅客サービス」、航空機への手荷物や貨物の搭降載、機内清掃などの「ランプサービス」、航空機に貨物を搭載するための調整業務「貨物ハンドリング」、航空機の運航を支援する「オペレーション」などの総称と位置づけています。国内では、これまでは「ランプハンドリング」をグラハンと呼ぶ企業が多い印象ですが、協会設立により今後は海外と同様の呼び方に合わせていくとのことです。
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