全日本空輸(ANA)は11月15日、伊豆大島を直撃した台風26号とフィリピン中部を襲った台風30号「ハイエン」の被害を受け、輸送協力や寄付を受け付けると発表した。
大島へはANAグループ内ボランティアをNGOネットワーク「ジャパン・プラットフォーム」(JPF)を通じて16日から11月末まで派遣。状況に応じて延長する。
フィリピンへは、日本赤十字とJPFを通じて救援で渡航する人に対し、座席を無償提供する。ANAグループが運航する成田発着のマニラ線が対象で、12月13日まで実施する。また、日赤やJPF、日本政府、自治体など公的機関からの救援物資については、一定条件の下でANAグループが運航する成田発マニラ行き便を対象に12月13日まで無償で輸送する。
大島とフィリピンともに、ANAグループ社員からの寄付や利用者からのマイルによる寄付を受け付ける。マイル寄付は、3000円に相当する3000マイルが1口となる。受付期間は、22日午前10時から12月25日午前9時59分まで。
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