アメリカン航空(AAL)の親会社AMRとUSエアウェイズグループは現地時間11月12日、米司法省と和解したと発表した。これにより、両社は12月中にも合併を完了する。米司法省は両社の合併差し止めを求めていた。
和解により、両社はワシントン・レーガン・ナショナル空港の52スロットと、ニューヨーク・ラガーディア空港の17スロットの発着枠を返上。ゲートと関連施設の使用権も返上する。
また、ボストン・ローガン国際空港とシカゴ・オヘア国際空港、ダラス・ラブフィールド空港、ロサンゼルス国際空港、マイアミ国際空港では、2つのゲートと関連施設の使用権を返上するとしている。
これらを踏まえても、新生アメリカン航空は2015年から年間10億ドル超のシナジー効果が得られるという。
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