国土交通省航空局(JCAB)は9月27日、ルクセンブルクの航空当局と旅客便・貨物便を双方が運航できる枠組みを設定したと発表した。
旅客便は、羽田空港を除き、日本とルクセンブルク両国間の路線や便数の制約をなくすオープンスカイの枠組みを航空当局間で設定する。羽田は空港容量に制約があることから対象外にした。
貨物便は、双方の航空会社がルクセンブルク-成田間を週2便ずつ、ルクセンブルク-関西、小松間は便数に制限なく運航できる枠組みを設ける。
ルクセンブルクの人口は、同国統計局による2021年1月1日時点の数字で63万4730人。ルクセンブルク=フィンデル空港が唯一の空港で、カーゴルックス航空(CLX/CV)が拠点を置き、日本にも貨物便を運航している。
関連リンク
国土交通省
lux-Airport
・カーゴルックス航空、777-8F最大16機発注 747-400F貨物機後継(22年10月13日)