エアライン, 官公庁 — 2023年9月22日 13:15 JST

フィンエアー、女子高生が1日CEOに 国連「国際ガールズ・デー」の一環

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 フィンエアー(FIN/AY)は現地時間10月9日に、フィンランドの女子高校生が本社で1日CEO(最高経営責任者)を務める。国連が定めた「国際ガールズ・デー」に関連した取り組みで、当日は会議や役員会に出席し、1日CEOとしての執務をこなす。

フィンエアーのマンネルCEO(右)と1日CEOに就任するヌウティネンさん(フィンエアーのFacebookから)

 1日CEOを務めるのは、17歳のシル・ヌウティネン(Siru Nuutinen)さん。ヌウティネンさんはフィンエアーのトピ・マンネルCEOや役員らとの朝食後、フィンエアー全社員が参加する会議に参加し対話する。そのほか、パイロットとのランチミーティングや役員会にも出席する。

 国連は2011年に、10月11日を国際ガールズ・デーに定め、女子の権利や社会的地位向上を国際社会に呼びかけている。国際NGO(非政府組織)のプラン・インターナショナル(本部・英国)が働きかけを受け制定された。

 フィンエアーは同NGOが展開する、若い女性の活躍を世界に広く伝えるキャンペーン「#GirlsTakeover」に賛同。今回のキャンペーンを受け、フィンエアーは女性の地位のほか、平等と多様性(equality & diversity)にも焦点を当てた目標とアクションプランを制定する。

 フィンランド国内では、プラン・インターナショナルの活動に携わる15歳から22歳の女性6人が、省庁や自治体、企業などのトップに就任する。

 マンネルCEOは退任が決まっており、2024年3月1日までに、情報通信技術(ICT)サービスを提供するフィンランド企業のエリサのCEO就任にする見通し。

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フィンエアー
国際ガールズ・デー(プラン・インターナショナル・ジャパン)

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