JAL、奄美の日本復帰70周年キャンペーン　10月から最大1.5万円割引も

　日本航空（JAL/JL、9201）は、奄美群島の日本復帰70周年を記念し、最大1万5000円の割引で旅行できるダイナミックパッケージなど、鹿児島県と連携したキャンペーンを10月から展開していく。

奄美群島の日本復帰70周年キャンペーンを始めるJAL。写真は奄美空港近くのあやまる岬＝PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

　航空券と宿泊がセットになったダイナミックパッケージに、「奄美群島ふるさと応援割」を用意。対象期間は10月1日から2024年3月30日までで、年末年始の12月22日から1月3日出発は対象外となる。往路で奄美大島、喜界島、徳之島、沖永良部、与論各空港到着便を利用し、奄美群島に1泊以上宿泊され、1人の旅行代金が3万円以上の場合に適用される。

　ふるさと応援割は、国や自治体などと連携し、交付金や助成金により旅行需要の喚起と送客を行うもの。助成は予定数に達する終了になる。

　また、奄美大島路線の往復航空券が当たるキャンペーンを10月から実施。JALのマイル会員制度「JALマイレージバンク（JMB）」会員向けで、第1弾は10月2日から12月24日、第2弾は1月15日から予定しており、対象期間中に奄美群島着路線に搭乗し、キャンペーンに参加登録した会員の中から各回抽選で3人に当たる。

　10月からのキャンペーン展開に連動し、奄美群島を取り上げているJALサイト内のポータルページをリニューアルした。

　奄美群島は、1953（昭和28）年12月24日に日米間で奄美群島返還協定の調印が行われ、翌25日午前0時に日本復帰を果たした。

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