全日本空輸(ANA/NH)は9月19日、羽田空港第2ターミナルから出発する国際線を、冬ダイヤ初日の10月29日から拡充すると発表した。2タミ発は現在1日あたり5便で、ANAの羽田発の国際線40便の4割にあたる16便に増え、羽田発欧州行きは全便が対象になる。
2タミ発となるのは、既存も含めると欧州がロンドン(NH211)、パリ(NH215)、フランクフルト(NH223、203)、ミュンヘン(NH217)、ハワイを含む北米がバンクーバー(NH116)とホノルル(NH186)、アジアがシンガポール(NH841、843)と上海虹橋(NH969)、深セン(NH965)、香港(NH859)、台北松山(NH851、853)、豪州がシドニー(NH889、879)となる。このうち、シンガポール行きNH843便とミュンヘン行きNH217便は30日から。
ANAによると、今後も2タミ発の国際線を拡充していくという。到着便は、出発24時間前から到着予定のターミナルを表示し、到着2時間前に確定したターミナルを表示する。
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全日本空輸
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