日本航空(JAL/JL、9201)は9月15日、2025年開催の大阪・関西万博(2025年日本国際博覧会)の公式キャラクター「ミャクミャク」などを描いた特別塗装機「JALミャクミャクJET」(エンブラエル190型機、登録記号JA252J)を11月28日に就航させる予定だと発表した。伊丹空港を拠点とするグループのジェイエア(JAR/XM)が、2025年5月ごろまで運航する見通し。
*お披露目された実機はこちら。
機体にはミャクミャクをはじめ、大阪・関西万博のオリジナルデザインを機体全体に描き、「万博開催に向けたわくわく感」を表すという。11月30日に開催まで500日を迎え、入場券の前売りが始まることから、28日の就航を決めた。
座席数は通常のE190と同じ2クラス95席(クラスJ 15席、普通席80席)。運航スケジュールなどは、JALのウェブサイトに追って掲載する。また、JALの機材による2号機も予定しており、2機とも国内線を飛ぶ。
JALは万博の「未来社会ショーケース事業」のうち「スマートモビリティ万博」の空飛ぶクルマ運航事業者に選定され、日本で「空飛ぶクルマ」と呼ばれるeVTOL(電動垂直離着陸機)の運航を計画している。
関連リンク
2025年大阪・関西万博
日本航空
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