日本航空(JAL/JL、9201)は、客室乗務員が講師を務める「ホスピタリティセミナー」を、愛知県常滑市役所で9月7日に開く。職員約30人が「おもてなしの心の実践」をテーマにした講演型研修とワークショップを受講する。
JALの社内認定講師「JALビジネスサポートアドバイザー」の資格を持つ先任客室乗務員が講師を務め、地域の魅力を発信する「JALふるさとアンバサダー」を務める客室乗務員がファシリテーターを務める。講演が1時間30分、講演内容を個人やグループで振り返り、理解を深めるワークショップが1時間となる。
常滑市には中部空港(セントレア)があり、市によると初の取り組みだという。
JALは新規事業として、客室乗務員が講師を務めるサービス教育プログラム「JALビジネスキャリアサポート」を2021年4月にスタート。法人向けから始め、同年7月からは就職活動をする学生向け夏季講座や、留学を希望する学生向けの英語講座も始めた。常滑市で開く講座もビジネスキャリアサポートが提供する。
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