仏ATRは現地時間8月29日、シンガポールの同社訓練施設にあるATR72-600型機のフルフライト・シミュレーターについて、国土交通省航空局(JCAB)から認証を取得したと発表した。3カ所あるATRの訓練施設うち、シンガポールは日本から最も近いことから、今回の認証取得により日本の顧客へ「より身近な場所で訓練能力を提供できる」としている。
ATRによると、JCABからの認証取得は約10カ月かかったという。管理・技術データの検証や30時間のシミュレーター・セッションを経て取得した。
同社の訓練施設はシンガポールのほか、仏トゥールーズと米マイアミにある。日本の航空会社でATR72-600を運航しているのは、日本航空(JAL/JL、9201)グループで鹿児島空港を拠点とする日本エアコミューター(JAC/JC)のみ。新潟空港を拠点に就航を目指すトキエア(TOK/BV)も導入済みだが、就航を延期している。
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ATR Aircraft
ATR Training Centre
国土交通省
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