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中部空港（セントレア）を運営する中部国際空港会社（CJIAC）の2023年7月実績の速報値によると、国際線と国内線を合わせた総旅客数は55％増の74万3953人で、2020年2月以来3年5カ月ぶりに70万人を超えた。新型コロナウイルス感染症（COVID-19）前の2019年同月比では37％減となった。
総旅客数が70万人を超えた中部空港（資料写真）＝PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
旅客数の内訳は、国際線が前年同月比6.04倍（19年同月比64％減）の21万9300人で2年3カ月連続で前年同月を上回り、2020年2月以来の20万人超えとなった。国際線のうち日本人は5.74倍の8万6500人、外国人は6.27倍の13万2000人だった。国内線は19％増（10％減）の52万4653人で、1年9カ月連続での前年超えとなった。
総発着回数は20％増（28％減）の7184回で、内訳は国際線が2.4倍の1954回、国内線は1％増の5230回だった。国際線のうち旅客便は4.08倍の1388回、貨物便は28％増の483回、その他が14％減の83回だった。
国際貨物取扱量は前年同月並みの9542トン、国内貨物取扱量は23％増の1104トン、給油量は27％増の3万8875キロリットル、構内営業売上高は2.15倍（60％減）の15億300万円だった。
構内営業売上高のうち、免税店は4.59倍（76％減）の5億7700万円。一般物販店は60％増の5億2300万円で、飲食店は64％増の4億300万円だった。
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