全日本空輸(ANA/NH)を中核とするANAグループは8月22日、2023年度下期の路線計画を一部変更すると発表した。10月29日に始まる冬ダイヤの国際線は、開設を延期していた羽田-青島線を就航し、羽田-広州、関西-北京の各線を再開させるなど、中国路線を強化する。
開設・再開するのは4路線で、新路線となる羽田-青島線は10月29日から1日1往復(週7往復)運航する。関空-北京と羽田-広州、成田-パ-スの各線も同日から再開し、北京とパースは週3往復ずつ運航する。羽田-広州線は週4往復で再開後、2024年1月1日から1日1往復へ増便する。
増便は2路線で、成田・関空-上海(浦東)線が対象となる。成田線は現在、NH919/920便を1日1往復運航しており、新たにNH959/960便を週3往復で再開する。成田-上海線は再開便を含め週10往復となる。
関空-上海線は、月曜と金曜、土曜の週3往復運航中のNH973/974便を増便。火曜を追加し、同便は週4往復となる。またNH975/976便を週4往復で再開し、月曜と火曜、金曜、土曜のみ2往復ずつ、週8往復運航する。
一方で成田-広州線を減便。現在の1日1往復から週3往復に減便し、水曜と金曜、日曜に運航する。週4往復の成田-青島線、1日1往復の成田-香港線は運休となる。
欧州とホノルル路線は調整中で、決定後に発表する。
このほか、総2階建ての超大型機エアバスA380型機「FLYING HONU(フライング・ホヌ)」の3号機(登録記号JA383A)を10月20日に成田-ホノルル線へ就航させる。3号機の定期便投入は初めてで、3機すべてが出そろう(関連記事)。
関連リンク
全日本空輸
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