新潟空港を拠点に就航を目指すトキエア(TOK/BV)は8月21日午後、予告していた新しいウェブサイトを公開したとX(旧Twitter)の自社アカウントで発表した。予約開始日や就航日は未定で、決まり次第発表するという。
従来のサイトには「就航予定路線」として新潟-札幌(丘珠)、仙台、中部、神戸、佐渡の5路線が記されていた。21日のリニューアルでは、「ご利用について」の「運航路線・時刻表」のページに記載しているのは、1路線目の新潟-丘珠線のみとなった。
2路線目以降も記載したリニューアル前と同様の予定路線図は、当紙がトップページ上段からたどれるコンテンツを見た限りでは発見できなかった。
「運賃及び料金一覧」は、リンク先では「運賃の種類」と表示され、予約変更可能で当日まで購入できる空席連動型の「トキビズ」など、各運賃について説明。「予約から搭乗までの流れ」では、予約から出発までの手続きや締切時間などが記載されており、「航空アクセス・搭乗案内」をクリックすると「空港アクセス・搭乗案内」が表示され、新潟と丘珠2空港の案内が表示される。「変更・取消・払戻」には、手続き方法や取消手数料などが記載されている。
また「サービス・サポート」のうち「お問合せ/サポート」は、「安全への取り組み」のみで、問い合わせ先などは21日午後5時20分の時点で記載はなかった(問い合わせフォームは従来から設置)。
サイト内には「NEWS」欄があり、クリックすると「お知らせ」が表示されるが、21日にサイトリニューアルを実施したことについては、21日午後5時20分の時点で記載はなかった。
トキエアは、先週金曜日17日に、フライトの予約方法などを21日午後に開設する新ウェブサイトに掲載することを明らかにした。21日は午後1時48分に新サイトに関する告知が同社のXに投稿された。
トキエアは当初、2022年の就航を計画していたが、今年6月30日に延期となり、6月に入ると8月10日に再延期となった。7月26日の発表では、就航日は8月下旬を目指すとしている。8月15日と16日に予定していた乗員の訓練飛行は、台風7号の影響で中止。21日以降に実施を予定しているという。
7月26日の発表では、運航日は金曜と土曜、日曜、月曜の週4日で、1日あたり2往復4便を運航予定。10月29日開始の冬ダイヤは毎日運航を計画している。機材は仏ATR製ATR72-600型機(1クラス72席)を使用する。
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