パプアニューギニア国営のニューギニア航空(ANG/PX)は、エアバスA220型機の新造機を11機導入する。経年機となった近距離路線用のフォッカー機を置き換える。導入は2025年以降を予定する。同社がリージョナル機の新造機を導入するのは初めて。

A220の模型を手にするパプアニューギニアのウィリアム・デュマ国営企業大臣(中央、ニューギニア航空のFacebookから)

ニューギニア航空が導入するA220-300=18年7月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
A220はメーカー標準座席数が100-130席のA220-100と、130-160席のA220-300の2機種あり、ニューギニア航空はいずれも導入する。現在は1クラス80席のフォッカー70を6機、2クラス101席(ビジネス8席、エコノミー93席)のフォッカー100を7機保有しており、機齢はいずれも30年前後経過している。
ニューギニア航空は機材更新を進めており、ボーイング787-8型機も2機発注済み。A220と合わせて13機分で25億5000万キナ(約1023億4500万円)を投じる。

ニューギニア航空のフォッカー70(同社提供)

ニューギニア航空のフォッカー100(同社提供)
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