エールフランス航空(AFR/AF)は、ファーストクラス「ラ・プルミエール」と長距離路線のビジネスクラスで夏メニューを提供している。いずれもパリ発が対象となる。
メニューは、ミシュラン三つ星シェフのレジス・マルコン氏、二つ星シェフのティエリー・マルクス氏、最高位の職人名誉称号「M.O.F.(国家最優秀職人賞)」を持つパティシエのフィリップ・ウラカ氏が監修。肉類、鶏肉、乳製品、卵はすべてフランス産、魚は持続可能な方法で調達されたものなど、環境と地域産業に配慮した食材が使われている。
ファーストクラスでは、マルコン氏による「牛フィレ肉のチェリー添え」など、フランス中南部に位置するアルデシュ地方とオーヴェルニュ地方にインスピレーションを得た8つのメニューや、ウラカ氏が手掛ける4種類のデザートを用意する。
ビジネスクラスでは、マルクス氏の植物由来の食材に力を入れたフレキシタリアン(準菜食主義)のメインディッシュなどが楽しめる。
エールフランスは「美食とサヴォア・フェール(巧の技)を世界に広める空の大使」として、世界中にフランスの美食文化を伝えるため、今年はミシュラン星付きシェフ17人とのコラボレーションを展開。夏メニューは10月まで提供する。
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ラ・プルミエール‐長距離路線(エールフランス航空)
エールフランス航空
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