エアバスは現地時間11月5日、シンガポールのLCC(低コスト航空会社)タイガーエア(TGW)のA320型機に、燃費を改善する翼端の「シャークレット」を後付けする改修をアジアで初めて実施したと発表した。
改修はマレーシアのクアラルンプールにあるEADS系の整備会社セパン・エアクラフト・エンジニアリングで実施。シャークレットを装備することにより、燃料コストを最大4%削減し、航続距離を100海里(185.2キロ)延長できる。
TGWは今年後半からは、シャークレットを新造時から装備した機体を受領する見通し。