国土交通省の「国土交通月例経済」7月号によると、5月の国際線旅客数の速報値は105万6000人（前年同月比2.28倍）だった。新型コロナ前の2019年同月比では33.6％減で例年割れとなったものの、2年2カ月連続で前年を上回り、コロナ前の7割近い回復が続いた。
コロナ前のほぼ同水準まで回復した5月の国内線（資料写真）＝PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
一方、国内線は前年同月比39.5％増（19年同月比2.9％減）の846万4000人で1年8カ月連続で前年を上回り、コロナ前をやや下回ったものの、ほぼ同水準の回復が続いている。
国内線のうち、羽田－札幌（新千歳）線などの幹線は