エアライン — 2023年7月15日 12:52 JST

JAL、CAのサービスや救難訓練体験　8/26にマイル会員向け

　日本航空（JAL/JL、9201）は、自社のマイル会員向けに「JAL訓練施設でのCA体験特典」を8月26日に開催する。客室乗務員の仕事を羽田空港内の訓練施設で体験できるもので、サービス体験と救難訓練体験の2コースを用意した。先着順で、申込は8月13日まで。

JALの訓練施設にある客室モックアップで手荷物収納棚を「タナオス」で確認する様子を参加者たちに再現する客室乗務員＝23年3月25日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

JALの訓練施設でライフベストを膨らませる客室乗務員の制服を着用した参加者＝23年3月25日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

　サービス体験コースは、ドリンクサービスや機内アナウンス、国際線ファーストクラスサービスの一部を模したものを訓練施設で体験。体験後は、国際線ビジネスクラス機内食が用意される。

　救難体験コースでは、救難訓練センターの施設内見学と緊急時対応の一部をVR（仮想現実）コンテンツを使って体験する。同コースは機内食なし。

　このほかにライフベスト着用・膨張体験も予定しているという。高校生以上の会員が対象で、必要マイルはサービス体験コースが1万6000マイル、救難体験コースは1万3000マイルとなる。

　申し込みは先着順で各回20人まで。サービス体験は午前9時45分からと午前11時30分からの2回、救難体験は午後2時からと午後4時30分からの2回。所要時間はサービス体験が1回約2時間30分、救難体験は約2時間50分で、いずれも新整備場地区にあるJALの第一テクニカルセンターで実施する。

　JALはマイル制度「JALマイレージバンク（JMB）」の会員向けサービスの拡充を進めており、今回のイベントもその一環。客室乗務員の仕事を会員に体験してもらい、自社の取り組みや、空の安全に対する理解を深めてもらうもので、今年3月に初開催された。