ピーチ・アビエーション(APJ/MM)は7月14日、リラクゼーションドリンク「CHILL OUT(チルアウト)」とコラボした「チルする旅くじ」の販売を東京と大阪の老舗銭湯2カ所で開始した。旅くじは行き先が選べないカプセル型自販機で、まったりと過ごす「チル」と、疲れを癒やす銭湯とタッグを組むことにより、リラックスする旅を提供する。販売は8月13日までの1カ月間限定。
チルする旅くじは東京・高円寺にある1933(昭和8)年創業の小杉湯と、大阪・西成区にある1954(昭和29)年創業の入船温泉で販売。「ガチャガチャ」などの愛称で親しまれるカプセル型自販機を設置する。旅くじのカプセルは1個5000円で、航空券を購入できる「ピーチポイント」6000円分または1万円分の交換コードと、オリジナルの缶バッジ、CHILL OUTのステッカーが入っている。支払いはキャッシュレス決済サービス「PayPay(ペイペイ)」のみ。
小杉湯で販売するチル旅くじは成田発着の国内6路線、入船温泉では関西空港発着の国内11路線のうち指定された行き先へ旅行するもので、「波音を聞いて心も丸くなってきて」など、現地で体験できる「チルミッション」も用意した。
また大当たりとして、CHILL OUTをイメージした白と緑の「極上のチル玉」を用意し、小杉湯と入船温泉で2個ずつ提供する。国際線と交換できるピーチポイント2万円分のコードを封入し、小杉湯では成田-台北(桃園)、羽田-ソウル(仁川)、入船温泉では関空-高雄・バンコクの各線の購入に使用できる。このほか旅行・レジャー予約サイト「Klook」(クルック、本社・香港)で、スパやマッサージなどに利用できる1万円相当のEギフトカードも封入する。
CHILL OUTと銭湯の2者とのコラボについて、旅くじを担当するピーチブランド企画部の橋本理さんは、「旅くじが銭湯にあるという違和感がが狙い」と説明。「日常の接点に入り込ませてもらう。リラックスの延長線上で旅に出てもらいたい」とした。
また「チルする旅くじ」の発売を記念し、両銭湯ではイベント風呂を用意する。ゆず湯やしょうぶ湯などで知られる「薬湯(くすりゆ)」の一種として、CHILL OUTの青をイメージした「チルアウトの湯」と、桃色の「ピーチの湯」の2種類で、小杉湯では7月14日の初日のみ、入船温泉はチルアウトの湯を22日と23日、ピーチの湯を29日と30日に提供する。
リラクゼーションドリンク「CHILL OUT」は、合同会社Endian(エンディアン)が販売。GABAやL-テアニンなどのリラックス成分を含むドリンクとして親しまれている。
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