エアライン, 空港 — 2023年7月5日 11:51 JST

タイ国際航空、関空夕方便3年3カ月ぶり再開 札幌は8月、季節便前倒し

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 タイ国際航空(THA/TG)はバンコク-関西線のうち、運休していた夕方の関西空港発着便を現地時間7月1日に再開した。週6往復運航する。同路線は午前中の関空発着便を1日1往復(週7往復)運航中で、夕方便と午前便を合わせ週13往復となる。また季節運航のバンコク-札幌(新千歳)線を、8月に前倒して再開する。

関空夕方便の再開を記念しフォトプロップスを手にするタイ国際航空の客室乗務員(同社提供)

—記事の概要—
3年3カ月ぶりの関空夕方便
札幌は週5往復

3年3カ月ぶりの関空夕方便

タイ国際航空の787-8(資料写真)=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 再開した夕方便は、日曜を除き週6往復運航する。運航スケジュールは、関西行きTG672便がバンコクを午前8時25分に出発し、午後3時55分着。バンコク行きTG673便は午後5時35分に関空を出発し、午後9時25分に到着する。機材はボーイング787-8型機(2クラス256席:ビジネス22席、エコノミー234席)を投入する。

 再開初日となった1日の関西発バンコク行きTG673便(787-8、登録記号HS-TQE)は再開を記念し、機内で乗客にチョコレートバーを配った。

 夕方便のTG672/673便は運休前は日曜を含め1日1往復運航していたが、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響により2020年4月に運休。今回3年3カ月ぶりに再開した。同社によると今回も1日1往復の運航を計画していたがが、調整が難航したため日曜以外の週6往復で再開したという。

関空夕方便の再開を記念しフォトプロップスを手にするタイ国際航空の客室乗務員(同社提供)

タイ国際航空の関空夕方便再開を記念し乗客に配ったチョコ(同社提供)

札幌は週5往復

 季節便のバンコク-札幌線は当初12月の再開を予定していたが、約4カ月前倒し、現地時間8月2日に再開する。再開後は週5往復で、バンコク発は火曜と木曜を除き、札幌発は水曜と金曜を除き運航。旺盛な訪日需要のほか、道民の夏休み需要にも対応する。

 運航スケジュールは、札幌行きTG670便がバンコクを午後11時45分に出発し、翌日午前8時30分着。バンコク行きTG671便は翌3日からで、午前10時に札幌を出発し、午後3時に到着する。機材は787-9(2クラス298席:ビジネス30席、エコノミー268席)を投入する。

運航スケジュール
バンコク→関西
TG622 バンコク(23:59)→関西(翌日07:30)運航日:毎日
TG672 バンコク(08:25)→関西(15:55)運航日:月火水木金土
*TG672便を再開

関西→バンコク
TG623 関西(11:45)→バンコク(15:35)運航日:毎日
TG673 関西(17:35)→バンコク(21:25)運航日:月火水木金土
*TG673便を再開

バンコク-札幌(8/2から)
TG670 バンコク(23:45)→札幌(翌日08:30)運航日:月水金土日
TG671 札幌(10:00)→バンコク(15:00)運航日:月火木土日
*TG671便は8/3から

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