ANA、ポケモン2機目「イーブイジェット」8/31就航　777-300ERで5年間

　全日本空輸（ANA/NH）とポケモン（東京・六本木）は6月25日、特別塗装機「イーブイジェットNH」を8月31日に国際線へ就航させると発表した。ポケモンが展開する「そらとぶピカチュウプロジェクト」のANAグループ参画第2弾となる機体で、長距離国際線機材であるボーイング777-300ER型機（登録記号JA784A）に、キャラクター「イーブイ」などを描く。運航期間は約5年間となる。

ANAが8月31日に就航させる「イーブイジェットNH」（ポケモン社のサイトから）

　機体のデザインコンセプトは、さまざまな姿に進化できる可能性を秘めているイーブイをはじめ、シャワーズ、サンダース、ブースターなどの進化形のポケモンがピカチュウと一緒に未来に向かって前進していく姿を描くという。

　機内は、同プロジェクトの1機目で6月4日に就航した「ピカチュウジェットNH」（787-9、JA894A）と同じ機内デザインや搭乗時のBGM（ボーディングミュージック）を取り入れ、ヘッドレストカバーや専用紙コップ、カクテルナプキン、イーブイジェットNHオリジナルデザインの搭乗証明書を用意。客室乗務員は、ピカチュウをあしらったブルーとピンクのオリジナルエプロンを着用する。

　運航路線は、当日まで決定しない。8月31日の就航後、夏ダイヤ最終日10月28日までに投入される可能性がある路線は、羽田－ロンドン線(NH211/212）、羽田－ニューヨーク線(NH110/109/160/159）、羽田－サンフランシスコ線 (NH108/107）の欧米3路線を挙げている。

　ANAグループは、そらとぶピカチュウプロジェクトの参画5社目。同プロジェクトではスカイマーク（SKY/BC、9204）が2機が運航中のほか、シンガポール航空（SIA/SQ）系LCCのスクート（TGW/TR）が2022年9月から、台湾のチャイナエアライン（中華航空、CAL/CI）が10月から、韓国のLCCティーウェイ航空（TWB/TW）が12月から、それぞれ1機ずつ定期便で運航している。海外3社のピカチュウジェットは、日本路線にも投入している。

ANAが8月31日に就航させる「イーブイジェットNH」（ANAのサイトから）

ANAが8月31日に就航させる「イーブイジェットNH」（ANAのサイトから）

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そらとぶピカチュウプロジェクト（ANA）
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