ボーイングは、台湾のチャイナエアライン(中華航空、CAL/CI)が787-9型機を8機確定発注したと6月19日から開催中のパリ航空ショーで発表した。2022年9月に16機を確定発注済みで、今回の契約はオプション8機をすべて行使したもの。また、発注済みの787-9のうち、6機を超長胴型の787-10に変更した。
チャイナエアによると、2028年までに全24機が引き渡される見通し。エアバスA330-300型機の後継機で、リージョナル路線、オセアニア路線、長距離路線への投入を計画している。客室はプレミアムビジネス、プレミアムエコノミー、エコノミーの3クラス構成となる見込み。2022年発注分のエンジンはGE製GEnxを選定済み。
今回の8機は、これまでボーイングの受注リストに匿名顧客として掲載されていたもの。
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