ターボプロップ機Dash 8(旧称ボンバルディアQシリーズ)を製造するデ・ハビランド・カナダ(DHC)は、DHC-6「ツインオッター」の派生型クラシック300-Gを、パリで開かれているパリ航空ショーで発表した。同ショーでは3社から受注や発注意向を獲得した。
DHC-6は1965年5月20日に初飛行。現行の400シリーズに続く第5世代機となるクラシック300-Gは、ガーミンのアビオニクス「G1000 NXi」を採用した。機体がより軽量化され、積載量の増加と運航コストの削減を実現したという。
STOL性能や、車輪に加えて水陸両用フロートなど多様な着陸装置を選択でき、客室もすべて乗客、すべて貨物、2クラス構成、VIP構成、落下傘部隊、特殊部隊などさまざまな構成に対応できるという。
パリ航空ショーでは、ジェットクラフト・コマーシャルが10機、ジメックスが2機の購入契約を結び、flybigが10機の発注意向を表明した。
DHCは、同じくカナダのボンバルディアからQ400を含むDHC-8のプログラムを取得。2019年にDash-8として再スタートさせた。
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De Havilland Aircraft of Canada
Flight Decks & Displays(Garmin)
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