吉祥航空、中部－上海8/8再開　1日1往復

　中国の上海吉祥航空（DKH/HO）は6月22日、上海（浦東）－中部線を現地時間8月8日に再開すると発表した。週7往復（1日1往復）を運航する。同社の中部路線は7月1日に新規就航する北京（大興）線に続き2路線目となる。

中部－上海線を再開する上海吉祥航空＝PHOTO: Yusuke KOHASE/Aviation Wire

　運航スケジュールは、中部行きHO1389便が上海を午前7時50分に出発し、午前11時15分着。上海行きHO1390便は午後0時15分に中部を出発し、午後1時55分に到着する。

　同社の中部路線はコロナ前に上海線のほか、南京線と無錫線の3路線があったが、現在はいずれも運休が続いている。上海線は同社の中部再開1路線目となる。新路線の北京－中部線は7月1日から1日1往復運航し、北京大興空港から中部空港へ初就航する。

　中部空港を運営する中部国際空港会社（CJIAC）によると、コロナ前の2020年1月1日時点で、中部－上海線は吉祥航空を含め6社が週70往復運航していた。内訳は吉祥航空と日本航空（JAL/JL、9201）、中国国際航空（エアチャイナ、CCA/CA）、春秋航空（CQH/9C）の4社が週7往復（1日1往復）ずつ計28往復、中国南方航空（CSN/CZ）が週14往復。中国東方航空（CES/MU）は直行便を週14往復運航していたほか、上海経由の西安・蘭州の2路線を週7往復ずつ運航していた。

　このうち、中国東方航空と春秋航空が中部への乗り入れを再開。2社とも週2往復ずつ運航している。吉祥航空の上海線は3社目の再開となる。

運航スケジュール
HO1389 上海（07:50）→中部（11:15）運航日：毎日
HO1390 中部（12:15）→上海（13:55）運航日：毎日

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