フィリピン航空(PAL/PR)は現地時間6月20日、エアバスA350-1000型機を9機確定発注したとパリ航空ショーで発表した。5月に締結した覚書(MoU)に基づくもので、マニラから米国東海岸とカナダを含む北米への直行便に投入する。
座席数は3クラス380席。フィリピン航空はA350-900を2機導入済みで、座席数は3クラス295席(ビジネス30席、プレミアムエコノミー24席、エコノミー241席)となっている。
MoUによると、初号機の受領は2025年10-12月期(第4四半期)を計画。2027年の9機完納を予定する。
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