日本航空(JAL/JL、9201)は6月19日、客室乗務員と業務企画職のキャリア採用を始めた。入社時期は客室乗務員が11月以降2024年3月までの会社が指定する時期、業務企画職は原則として11月1日となる。
—記事の概要—
・客室乗務員
・業務企画職
客室乗務員
客室乗務員は、エントリーシートの提出期限が7月6日までの日程1、8月3日までの日程2を合わせて180人程度の採用を予定。応募資格は、今年5月末時点で専門学校、短大、高専、4年制大学、大学院修士課程を卒業・修了している人で、心身ともに健康であることや、TOEIC600点以上または同程度の英語力を持っていることが望ましいとしている。
日程1は書類選考の結果発表が7月中旬、1次選考が7月17日から18日、2次が7月29日から30日、最終が8月18日から20日。日程2は8月中旬ごろに結果発表、1次が8月25日から26日、2次が9月2日から3日、最終が22日から24日となる。
業務企画職
業務企画職は5コースあり、コーポレートコース、オペレーションコース、ビジネス・マーケティングコース、数理・ITコース、エアラインエンジニアコースとなる。いずれも就業経験があることが望ましく、エントリー時点で4年制大学または大学院を既に卒業・修了している人が対象で、エアラインエンジニアコースは高専専攻科の卒業生も対象になる。
エントリーシートの提出期限は8月1日、1次面接が8月19日と20日、2次が8月26日と27日、最終が9月2日と3日。1次と2次はオンライン、最終は対面で面接を実施する。
採用予定数は、初期配置時の職務を絞ることなく応募を受け付け、入社後に本人の希望と適性に応じてキャリアパスを形成する「オープン型採用」で50人程度を予定しているという。
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