管制官などを養成する国土交通省の航空保安大学校は、空の日・オープンキャンパスを7月23日に開催する。訓練装置や航空灯火装置などを一般公開し、受験相談会も開く。
キャンパスの入場は事前申し込み制で、訓練装置の公開や、研修生がシミュレーターを使って航空機を誘導するデモンストレーションを行う。対面とオンラインで事前申し込み制の受験相談会を開くほか、申し込み不要のYouTube配信では、実習室の紹介や公開授業を実施する。
受験相談や実習体験の申し込みは、6月22日午後5時から先着順で受け付ける。同校ウェブサイト内の専用フォームから申し込む。
会場は泉佐野市にある航空保安大学校本校で、時間は午前9時から午後2時までで、最終入場は午後1時30分。YouTube配信は午後3時から午後4時まで。
航空保安大は、航空保安業務の専門家である航空管制官や航空管制運航情報官、航空管制技術官などを養成する、国内唯一の教育訓練機関。1959年11月に、羽田空港内に開設した航空職員訓練所が前身で、2008年4月に関西空港対岸の大阪・泉佐野市へ移転した。
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航空保安大学校 空の日・オープンキャンパス2023
航空保安大学校
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