三菱航空機は10月28日、開発中のリージョナルジェット機「MRJ」の資産価値を説明する、金融機関や航空機リース会社を対象とした説明会をニューヨークで開催したと発表した。
説明会は25日に開かれ、米国企業を中心に約40社70人が参加。江川豪雄会長や川井昭陽社長ら三菱航空機の幹部が、開発の進捗状況や将来の金融資産としての価値を説明した。
同社では同様のイベントを例年、日本と欧州、米国で開催。9月には名古屋で説明会を開いている。
MRJは飛行試験用初号機の最終組立が15日から始まっている。初飛行は2015年4-6月期、初号機の引き渡しは17年4-6月期を予定している。
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