広島空港を運営する広島国際空港会社(HIAP)は6月6日、開港30周年の記念ロゴマークを制定したと発表した。記念イベントを2024年3月まで開催する。
記念ロゴは、滑走路と上空から見たターミナルビルの姿をモチーフに30周年を表現。ゴールドとレッドの配色に30周年の華やかさと未来へ向けた希望の思いを込めたという。
記念イベントとして、6月は「大北海道まつり」を15日から25日までターミナル2階で開催。広島空港に初出品の商品120品以上を含む、450品を超える食の名産品をそろえる。17日と18日には、大北海道まつりの第2弾として「ソラミィフェスタ」をターミナル1階で開催する。7月以降のイベントは、空港のウェブサイトで順次発表するという。
現在の広島空港は、1993年10月29日に当時の空港から移転し開港。2021年7月1日に民営化された。当初は同年4月1日に民営化を予定していたが、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で3カ月後ろ倒しとなった。旧空港は広島西飛行場への名称変更を経て、2012年11月15日からは広島ヘリポートとして運用されている。
関連リンク
広島空港
・広島空港、8000万人到達 移転から28年3カ月(22年1月21日)
・JAL、広島から「空飛ぶカキ」首都圏へ 767に大型化で(21年11月1日)
・広島空港、ターミナル改修開始 出発ロビーに膜天井、災害耐性強化(21年9月13日)
・広島空港が民営化 新型コロナで3カ月遅れ、出発初便はJALディズニー塗装機(21年7月1日)