成田空港を運営する成田国際空港会社(NAA)の2023年3月期通期連結決算は、純損益が502億1800万円の赤字(22年3月期は524億7600万円の赤字)で、3期連続で最終赤字となったものの赤字幅を縮小した。国内・国際線ともに旅客便の回復が進み、発着回数と旅客数が前年度を大きく上回ったことが改善につながった。

23年3月期の純損益が3期連続で最終赤字となった成田空港=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
2024年3月期の業績見通しは、発着回数がコロナ前の9割超、旅客数が8割超の回復を想定していることから、純利益は4期ぶりの黒字化を予想している。
—記事の概要—
・23年3月期
・24年3月期予想
23年3月期
売上高は