川崎重工、最高益550億円　年間90円に増配＝23年3月期

　川崎重工業（7012）の2023年3月期通期連結決算（IFRS）は、純利益が前期（22年3月期）比4.35倍の550億7100万円だった。航空宇宙システムのコロナ禍からの回復に加え、円安が追い風となったことで過去最高を記録。2023年3月期は1株40円だった期末配当を60円に増配し、中間配当と合わせ年間90円を予定する。2024年3月期通期業績見通しは、純利益470億円（23年3月期比14.7％減）を見込む。

—記事の概要—
・23年3月期
・通期予想

23年3月期

23年3月期通期が最高益となった川崎重工＝PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

　売上収益は2022年3月期比15.0％増の1兆7256億900万円で、過去最高を記録。事業利益が

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