全日本空輸(ANA/NH)や日本航空(JAL/JL、9201)、スカイマーク(SKY/BC、9204)など航空11社は5月9日、ゴールデンウイークの利用実績を発表した。対象期間は4月29日から5月7日までの9日間。国際線は水際対策の緩和に伴い復便傾向にあることや、LCC各社も再開が相次いでいることなどで旅客が増加。特にANAとJALの大手2社はハワイ方面に加え、東アジアや東南アジア方面が好調だった。また、国内線はコロナ前を上回るところもみられた。
11社の発表値を合計すると、旅客数は国際線が3倍近い前年同期比2.92倍の38万9573人、国内線は15.2%増の278万7243人。提供座席数は国際線が2.48倍の51万9616席で、国内線は2.0%増の364万5394席だった。11社平均のロードファクター(座席利用率、L/F)は国際線が11.1ポイント上昇し75.0%、国内線は8.8ポイント上昇し76.5%だった。
ANA
ANAの旅客数は、国際線が前年同期比
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