エアライン, ボーイング, 機体, 空港 — 2023年5月2日 13:10 JST

カナダのウエストジェット、成田就航　787でカルガリー週3往復、初のアジア路線

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　カナダのウエストジェット（WJA/WS）が5月1日、成田空港に就航した。初の日本路線となるカルガリー線で、アジアへの乗り入れも初めて。ボーイング787-9型機で週3往復運航する。

成田空港を出発するカルガリー行き初便WS81便＝23年5月1日 PHOTO: Kiyoshi OTA/Aviation Wire

　運航日はカルガリー発が日曜と水曜、金曜、成田発は月曜と木曜、土曜。運航スケジュールは、成田行きWS80便がカルガリーを午後2時50分に出発し、翌日午後4時5分に着く。カルガリー行きWS81便は午後6時15分に成田を出発して、午後0時15分に到着する。日曜のカルガリー発は20分、木曜の成田発は15分、それぞれ遅発となる。

　787-9の座席数は3クラス320席で、ビジネス16席、プレミアムエコノミー28席、エコノミー276席。初便はカルガリー発が現地時間4月30日、成田発が翌1日で、成田は第1ターミナル北ウイングへ乗り入れる。

　カルガリー発初便のWS80便（787-9、登録記号C-FAJA）は、成田の16番スポットへ午後5時8分（定刻午後4時15分）に到着。成田発初便のWS81便は同じスポットから午後7時46分（同午後6時15分）に出発した。

成田空港でウエストジェットのカルガリー行き初便WS81便に搭乗する乗客＝23年5月1日 PHOTO: Kiyoshi OTA/Aviation Wire

成田空港で開かれた就航記念式典であいさつするウエストジェットのチャールズ・クラウダー販売開発副社長＝23年5月1日 PHOTO: Kiyoshi OTA/Aviation Wire

　カルガリーを拠点とするウエストジェットは1994年6月設立。自社便の日本就航は今回が初めてで、2022年11月からは日本航空（JAL/JL、9201）が運航する成田－バンクーバー線とコードシェア（共同運航）を実施している。

　1日に成田空港で開かれた就航記念式典で、ウエストジェットのチャック・クラウダー販売開発担当副社長は「当社にとって最初のカナダへの太平洋横断路線で、非常にエキサイティングな思いだ。どのクラスを利用されても、ウエストジェッターズと呼ばれる思いやりあふれる社員がサービスを提供させていただく」とあいさつした。

＊写真は22枚。

成田空港に到着するウエストジェットのカルガリー発初便WS80便＝23年5月1日 PHOTO: Kiyoshi OTA/Aviation Wire

成田空港に到着するウエストジェットのカルガリー発初便WS80便＝23年5月1日 PHOTO: Kiyoshi OTA/Aviation Wire

成田空港に到着したウエストジェットのカルガリー発初便WS80便＝23年5月1日 PHOTO: Kiyoshi OTA/Aviation Wire

成田空港で開かれた就航記念式典でテープカットする（左から）NAAの仲田雄一エアライン営業部長、カナダ・アルバータ州観光局のタニス・ガフニーエグゼクティブバイスプレジデント、ウエストジェットのチャールズ・クラウダー販売開発副社長、バンフ国立公園のレズリー・ブルースCEO、ウエストジェットのジェレッド・ミコッチ・ゲールケ管理・法務兼営業部長＝23年5月1日 PHOTO: Kiyoshi OTA/Aviation Wire

成田空港で開かれた就航記念式典でテープカットした（左から）NAAの仲田雄一エアライン営業部長、カナダ・アルバータ州観光局のタニス・ガフニーエグゼクティブバイスプレジデント、ウエストジェットのチャールズ・クラウダー販売開発副社長、バンフ国立公園のレズリー・ブルースCEO、ウエストジェットのジェレッド・ミコッチ・ゲールケ管理・法務兼営業部長＝23年5月1日 PHOTO: Kiyoshi OTA/Aviation Wire