羽田空港の秘蔵写真や史料展示　空ビルが70周年記念展

　羽田空港のターミナルを運営する日本空港ビルデング（9706）は、設立70周年記念展「The History of HANEDA / 羽田空港が、見てきた風景。」を第1ターミナル5階で5月1日から8月31日まで開催している。入場無料。

日本空港ビル設立70周年記念展「The History of HANEDA / 羽田空港が、見てきた風景。」

　空ビルは羽田空港が米国から返還された翌年の1953年7月20日に民間資本で設立。ターミナルビルは1955年5月に開館した。今回の記念展では、旅客ターミナルの変遷を巡る写真約80点や、航空会社のパンフレットやバッグ、模型、半民半官の日本航空機製造（日航製、1982年9月解散）が製造した戦後初の国産旅客機YS-11型機のプロペラなどの航空関連史料を展示する。

　また、羽田空港の倉庫に眠っていた約1万点の秘蔵写真から選りすぐりの約800点を収録した写真集「羽田空港アーカイブ1931-2023」（徳間書店出版、3850円）や、モデルプレーン、航空関連グッズ、羽田空港限定グッズを販売する。

　場所は5階特設会場で、時間は午前10時から午後5時まで。NPO法人羽田航空宇宙科学館推進会議のメンバーが展示品の解説を不定期で実施する。

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