日本航空(JAL/JL、9201)の2023年3月利用実績によると、国際線の旅客数は前年同月比3.74倍の52万6531人で、2020年2月以来3年1カ月ぶりに50万人を突破した。座席供給量を示すASK(有効座席キロ)は87.3%増の38億5618万2000座席キロ、有償旅客を運んだ距離を示すRPK(有償旅客キロ)は3.47倍の31億1375万人キロ。ロードファクター(座席利用率、L/F)は37.2ポイント上昇し80.7%だった。

23年3月の利用率が国内線79.6%、国際線80.7%だったJAL=23年3月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
国内線は旅客数が74.4%増の313万9946人、ASKは33.2%増の30億3861万座席キロ、RPKは77.2%増の24億1729万7000人キロ、L/Fは19.8ポイント上昇し79.6%となった。
JALは、2020年度から会計基準にIFRS(国際財務報告基準)を適用。有償旅客に特典航空券の利用者を含むため、旅客数とRPK、L/Fには特典航空券の旅客も含まれる。
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国際線方面別でL/Fが最も高かったのは、