ボーイングは現地時間4月7日(日本時間8日)、ユナイテッド航空(UAL/UA)向け737 MAXの100機目となる機体(737-8、登録記号N17301)が離陸する様子をTwitterに投稿した。
N17301は3月31日に引き渡された737-8(737 MAX 8)で、シアトルのボーイング・フィールド(キング郡国際空港)を同日出発し、ノースカロライナ州グリーンズボロへ向かった。
ユナイテッド航空が737 MAXを最初に発注したのは2012年7月で100機発注。ボーイングが8日時点で公表している受注履歴によると、今年2月28日時点でキャンセルを含む総発注は544機、受領済みが86機、受領待ちが422機となっている。このうち、超長胴型で開発中の737-10(737 MAX 10)は、2021年6月に150機発注済み。座席数は標準型の737-8が2クラス166席(ビジネス16席、エコノミー150席)、長胴型の737-9(737 MAX 9)が2クラス179席(ビジネス20席、エコノミー159席)となっている。
日本の航空会社で737 MAXを発注したのは、全日本空輸(ANA/NH)を傘下に持つANAホールディングス(ANAHD、9202)、スカイマーク(SKY/BC、9204)、日本航空(JAL/JL、9201)の3社。ANAHDが2022年7月に737-8を最大30機(確定発注20機、オプション10機)、スカイマークが今年1月に737-8と737-10を最大12機(確定発注:2機ずつ計4機、オプション:1機ずつ計2機、リース:737-8を6機)、JALが3月に737-8を21機すべてを確定発注した。
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