日本航空(JAL/JL、9201)は3月25日、人気キャラクター「ドラえもん」の『映画ドラえもん のび太と空の理想郷(ユートピア)』の公開を記念したマイル会員向けのイベントを、見学施設「JAL SKY MUSEUM(JALスカイミュージアム)」で開催した。
イベントの午後の部には、小学生と保護者28組56人が参加。女性整備士と客室乗務員による空の仕事紹介後、映画の衣装である飛行服を着たドラえもんが登場し、格納庫でボーイング787-8型機(登録記号JA839J)の前で参加者と記念撮影した。
格納庫へ向かう前には、映画の中で重要な「ひみつ道具」として登場するカラフルなプロペラ機をモチーフに、子供たちが塗り絵をして仮想空間上で機体を立体化し、エアレースが楽しめるアトラクション「スケッチエアレーシング」を体験した。
格納庫に駐機された787-8は、ロンドン発羽田行きJL42便として25日午前9時9分に到着した機体。イベント後はホノルル行きJL72便として、25日午後9時55分に羽田の112番スポットから出発する見通し。
今回のイベントは、JALのマイル会員制度「JALマイレージバンク(JMB)」の18歳以上の会員と子供の2人1組が対象。午前と午後の2部制で、「午前の部」は午前10時から正午までで未就学児とのペア30組60人、「午後の部」は午後1時から午後4時までで小学生とのペア30組60人を募集し、午前の部は全員が来場した。参加マイルはペアで午前の部が6000マイル、格納庫見学がある午後は8000マイルだった。
JALと映画ドラえもんのタイアップは今回で4回目。1回目は2010年2月から4月まで映画版ドラえもんの30周年を記念し、ボーイング777-300型機(登録記号JA8941)を羽田発着の国内線幹線(札幌、伊丹、福岡、那覇)などで運航した。今作は映画シリーズ42作目で、3日から公開している。
羽田空港の新整備場地区にあるスカイミュージアムは、格納庫や「空のお仕事紹介」コーナー、コックピットと客室のモックアップなどで構成。2021年に展示エリアを8年ぶりに全面リニューアルしたものの、新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響で休館が2年以上続き、2022年5月に見学を再開し、今月5日からは新たに機内食体験コースがスタートした(関連記事)。
*写真は16枚。
関連リンク
『映画ドラえもん のび太と空の理想郷(ユートピア)』公開記念 JALスペシャルコンテンツ(JAL)
『映画ドラえもん のび太と空の理想郷』公式サイト
日本航空
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