日本航空(JAL/JL、9201)は3月9日、システム障害を引き起こした国内線全路線を片道6600円で販売するセールを中止したと発表した。9日午前0時から開始したものの、アクセスが集中してウェブサイト(≒ホームページ)がつながりにくくなり、現時点でも復旧の見込みがたたず、セール利用者以外にも影響が及んでいるため。運航や搭乗手続きに影響はなく、平常通りだという。
販売を中止したセールは、本日売り出しを開始した4-5月搭乗分に加え、3月12日発売予定の6月搭乗分も販売を中止した。
また、予約した航空券を発券できない場合などは、コールセンターに電話で問い合わせて欲しいという。
JALは国内線の運賃体系を4月12日搭乗分から変更するため、2022年5月から搭乗日が4月11日以前と12日以降の航空券を分けて販売している。これまでは12日以降搭乗分の航空券を販売できていたことから、アクセス数が障害要因の一つとか考えられるものの、現時点で原因究明には至っていない。
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