ANAホールディングス(ANAHD、9202)傘下の全日本空輸(ANA/NH)は、4月1日付で新役員人事と組織改正を実施する。
—記事の概要—
・役員人事
・組織改正
・23年4月1日付役員体制
*ANAHDの役員人事と組織改正はこちら。
役員人事
代表権は引き続き井上慎一社長と福澤一郎副社長が持つ。現在4人いる取締役執行役員は全員が取締役常務執行役員に昇格する。直木敬陽氏、平澤寿一氏、矢澤潤子氏、中堀公博氏が昇格し、新体制では専務が1人、常務が7人になる。
上席執行役員のうち、3人が取締役執行役員に就任。西嶋直子氏、亀田清重氏、宮前利宏氏が就任する。新体制の取締役はANAHD社長の芝田浩二会長をはじめ14人になる。
執行役員のうち、4人が上席執行役員に昇格。小山田亜希子氏、米谷宏行氏、種家純氏、高柳直明氏が昇格する。
新任の執行役員は10人。阪部亮氏、立石文恵氏、山本勝敏氏、加藤恭子氏、中原伸二氏、植野素明氏、荒木光彦氏、脇谷謙一氏、吉田秀和氏、大前圭司氏が就任する。
組織改正
組織改正では、経営戦略室エアライン事業部と事業管理部を再編し、経営企画部を企画部に改称。ANAHDおよびANAで併存した経営戦略室の体制を変更し、ANAHD経営戦略室からANAの企画機能を独立させて企画部に改称する。
オペレーションサポートセンターには、再編準備室を新設。安定した空港オペレーションの実現を目的に、空港運営体制の再編に向けた労務課題などを抽出して再編に向けた準備を進める。また、オペレーション企画部イノベーション推進チームの機能をグランドハンドリング部へ移管し、グランドハンドリング企画部に改称する。
整備センターは、部品計画部傘下の物流サポートチーム、運航サポートチームを装備品マネジメント部へ移管し、サプライチェーンマネジメント部に改称する。
23年4月1日付役員体制
4月1日付の役員体制は下記の通り(役職、担当業務、氏名の順で敬称略、括弧内は前職)。
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