新潟空港を拠点に就航を目指す「TOKI AIR(トキエア)」は2月4日、同空港にカウンターを設置したと発表した。年内の就航を計画している。
カウンターはトキエアのロゴをあしらったシンプルなデザインにしたという。乗客にはスマートフォンで搭乗手続き(チェックイン)を行ってもらい、預ける手荷物がない場合はカウンターに寄らず搭乗口に向かう。手荷物がある場合はカウンターでバゲージタグを受け取り、タグを付けて預ける。
トキエアが航空会社として事業を行うためには、国土交通省からAOC(航空運送事業の許可)を取得する必要があり、安全性や持続的な運航が可能かを規定や訓練体制などを基に審査される。同社は2022年11月30日に国交省の東京航空局(TCAB)へ申請した。
計画路線は、新潟-札幌(丘珠)、仙台、中部、神戸の4路線。年内の就航を計画しており、最初の就航地は丘珠、2路線目は仙台、その後に中部や神戸への就航を目指すという。
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