日本航空(JAL/JL、9201)の2022年12月利用実績によると、国際線の旅客数は前年同月比4.22倍の45万4040人で、2020年2月以来2年10カ月ぶりに40万人を突破した。座席供給量を示すASK(有効座席キロ)は74.0%増の37億5716万4000座席キロ、有償旅客を運んだ距離を示すRPK(有償旅客キロ)は3.73倍の27億5765万8000人キロ。ロードファクター(座席利用率、L/F)は39.2ポイント上昇し73.4%だった。

22年12月の利用率が国内線70.9%、国際線73.4%だったJAL=22年12月 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
国内線は旅客数が26.6%増の282万950人、ASKは7.6%増の30億5377万6000座席キロ、RPKは28.9%増の21億6371万2000人キロ、L/Fは11.8ポイント上昇し70.9%となった。
JALは、2020年度から会計基準にIFRS(国際財務報告基準)を適用。有償旅客に特典航空券の利用者を含むため、旅客数とRPK、L/Fには特典航空券の旅客も含まれる。
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国際線方面別でL/Fが最も高かったのは、