10月7日で創立80周年を迎えたエールフランス航空(AFR)は、2014年夏から長距離国際線用のボーイング777型機に、新シートと機内サービスを段階的に導入する。このほどエコノミークラスの新シートと、プレミアム・エコノミークラスの新サービスを発表した。
エコノミークラスの新シートは、足元を広くし、調節可能なヘッドレストや広いテーブルを装備。各席には電源とヘッドフォンホルダーなどが加わる。
2009年にサービスを開始したプレミアム・エコノミークラスは、より快適なシートクッションと調節可能なフットレストが加わる。
機内エンターテインメントシステムや機内食も改良する。機内食は1食目と2食目共に温かい食事を提供。幼児や小さな子ども向けには、オーガニック素材を使ったメニューを用意する。飛行機の形をしたフォークやナイフ類など、子どもが空の旅を楽しめる工夫を凝らす。
AFRでは第1弾となる今回の発表に続き、14年1月にはビジネスクラスの新シートやサービスを発表し、4月には新しいファーストクラスの全容を明らかにする。
また、AFRは80周年を記念し、2機のエアバスA380型機に記念ロゴを描いた。この特別塗装機は1年間運航する。