エアライン — 2023年1月29日 21:18 JST

ピーチ、国内線運賃と座席指定値上げ 最安運賃は据え置き

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 ピーチ・アビエーション(APJ/MM)は、国内線の運賃と座席指定料金を2月1日に改定する。運賃はもっとも安価な運賃種別「シンプル」は据え置き、オプション料金を含む「バリュー」と「プライム」は1区間あたり200円から370円値上げする。

国内線運賃を値上げするピーチ=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 改定は2月1日午前0時以降の予約から。ピーチの運賃種別は3種類で、もっとも安価で座席指定や受託手荷物が別料金の「シンプルピーチ」、手荷物が1つ無料で座席指定の一部や同一路線のフライト変更が無料の「バリューピーチ」、手荷物が2つまで無料で全座席を無料指定でき、払い戻し時に全額ポイント払い戻される「プライムピーチ」で、今回の改定でシンプルは値上げしない。

 1月31日までの予約と比べて、バリューは200円または300円、プライムは270円または370円の値上げ。対象となる国内線31路線のうち、バリューが300円、プライムは370円の値上げとなるのは8路線で、関西空港発着が釧路、女満別、新潟、石垣の4路線、成田発着が釧路と女満別の2路線、石垣発着が中部と福岡の2路線となる。これら8路線以外はバリューが200円、プライムは270円の値上げになる。

 バリューの最安値で見ると、関西発着では札幌(新千歳)線を改定前の8390円から8590円に、福岡線は7390円から7590円に、那覇線は8490円から8690円に、それぞれ200円値上げする。成田発着では札幌線を7990円から8190円に、関西線は6690円から6890円に、福岡線は8390円から8590円に、那覇線は9490円から9690円に各200円値上げする。ピーチの国内線最長路線となる札幌-那覇線は、1万1990円を200円値上げし1万2190円とする。

 座席指定料金は100円値上げする。ウェブサイトで航空券購入時に「スタンダードシート」を指定した場合、改定前の690円が790円になる。指定座席の隣の空席を確保できる「スペースシートオプション」は値上げせず2000円を維持する。

関連リンク
国内線における運賃および座席指定料金改定のお知らせ(Peach)
Peach Aviation

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