NASA、元JALの777-200ER導入へ 空飛ぶ実験室DC-8後継

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 現地報道によると、NASA(米国航空宇宙局)はアームストロング飛行研究センターで飛行実験室として運用しているダグラス(現ボーイング)DC-8-72型機(登録記号N817NA)を、日本航空(JAL/JL、9201)が運航していたボーイング777-200ER型機(JA704J→N774LG)に置き換えを計画している。

羽田の214番スポットを出発しC滑走路へ向かうJALの777-200ER初の退役機JA704J。NASAでDC-8の後継として活躍する=20年7月1日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

—記事の概要—
JALの777-200ER初の退役機
DC-8は12時間飛行可能

JALの777-200ER初の退役機

 DC-8の後継となるN774LGは、保管場所の米カリフォルニア州ビクタービルから、客室改修を行うとみられるバージニア州ハンプトンのラングレー空軍基地へ、現地時間2022年12月15日に移動している。JALの777-200ERでは最初の退役機で、2020年7月1日に羽田からビクタービルへ向かった。JALの退役機は通常、機体のロゴなどを消した白一色の塗装“白塗り”で日本を離れるが、JA704Jは鶴丸塗装のまま羽田を離陸した。

羽田を出発するJALの777-200ER初の退役機JA704J=20年7月1日 PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire

 JALに引き渡されたのは2003年5月28日で、11機あった777-200ERのうちの1機。退役時の座席数は3クラス236席で、ビジネス42席(1-2-1席配列)、プレミアムエコノミー40席(2-4-2席)、エコノミー154席(3-4-2席)だった。エンジンはGE製GE90-94Bを搭載している。

 国土交通省航空局(JCAB)の航空機登録によると、日本国籍機として除籍となる「抹消登録」は


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