今年1年間によく読まれた記事をまとめました。一番読まれたものは、3月5日掲載の日本航空(JAL/JL、9201)と全日本空輸(ANA/NH)のロシア迂回ルートの解説記事でした。

2022年の年間1位はJAL/ANAのロシア迂回ルート解説記事でした=PHOTO: Tadayuki YOSHIKAWA/Aviation Wire
第1位 JALとANAどう飛ぶロシア迂回ルート アンカレッジ寄らない北回り、イスタンブール通過の南回り [1]
ロシアによるウクライナ侵攻の影響で、航空各社はロシア領空を迂回(うかい)するルートで日欧間を結ぶ路線の運航を続けることになり、全日本空輸(ANA/NH)はロシア南側を飛ぶ「南回り」、日本航空(JAL/JL、9201)はアラスカやグリーンランドなどを通る「北回り」を選択しました。アラスカを経由する北回りというと、1980年代から始まったソ連(当時)の空域開放前に主流だったアンカレッジ空港を経由するルートを思い浮かべる人も多いようでしたが、今回は異なるルートでした。
一方、ANAの南回りは、ある路線の開設を目指していたことが奏功したようです。