英国のデータ分析会社「シリウム(Cirium)」は、日本での水際対策緩和後の国際線運航実績を調査し、調査結果をこのほど公開した。緩和後は便数と提供座席数が緩和前の5割増となり、順調な回復がみられたという。新型コロナ前の2019年同期比では6割減で、さらなる需要の回復には、主要市場の中国路線の回復がカギを握ると分析している。
—記事の概要—
・緩和後の便数5割増
・韓国が「人気路線」
緩和後の便数5割増
日本政府は、新型コロナの水際対策を10月11日に緩和。1日あたりの入国者数の上限を撤廃し、個人旅行の解禁と短期訪日時のビザ免除を始めた。今回のシリウムの調査では、8月9日から10月10日までの緩和前と、10月11日から12月12日までの緩和後の63日間ずつを対象とし、日本を発着する国際線の実運航数と座席数の変化を比較した。
緩和後の国際線便数は63日間で
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